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再起は何度でもできる
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ルポ・エッセイ
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はじめに

『再起は何度でもできる』
[著]中山雅史 [発行]PHP研究所


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 皆さんがこの本を手にする頃、僕は、五十三歳を迎えている。


 二〇二〇年の春は、新型コロナウイルスの影響で、サッカーがしたくてもできない、という状況になってしまった。日本代表から少年サッカーにいたるまで、試合はおろか、練習すらできない。しかも、日本だけでなく世界中がそうした状況に置かれてしまったのだ。


 どんな環境や境遇でも、心を強くもち、前を向いて進んでいくしかない。



 僕は、スタジアムに足を運んでくれたお客さんに心底楽しんでもらい、また来たいと思ってもらえるような試合ができるかどうかが勝負だと思っている。そして少しでも明日への活力になってほしいと願っている。選手にとっては毎週試合があったとしても、お客さんにとっては人生で初めてスタジアムの観客席で観る試合かもしれない。お客さんの心を動かすプレーをするために鍛え続けていくことが必要だ。



 自分はまだまだ動ける、やれると思えるか。



 家族からは、体調を心配するあまり「もうそろそろやめたら」などと、なかば(あき)れられながら言われることも増えてきた。


 よく取材で「なんでそこまで現役にこだわるんですか?」って()かれるけれど、「なんでこだわらないんですか?」と思う。


 二〇〇九年十一月二十九日、ジュビロ磐田の退団セレモニーで「二〇××年いつかまた磐田で」と書かれた横断幕が掲げられたサポーター席に飛び込み、サポーターと一体となった。サポーターとより近い距離で一体感を得られるのがサッカーの魅力であり、いまだに(あきら)めきれない要因となっているのかもしれない。

「諦める」ために、いや、諦めるのではなく「明らかに(きわ)める」ために、僕はトレーニングを続けている。


 自分が究めたいと思うものがあるから、工夫するし、高い意欲をもち続けられる。これからもサッカーを究めるために、全力で取り組んでいきたい。

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