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私の夫は発達障害?
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第4章 離婚 離婚も前向きな選択肢の一つ

『私の夫は発達障害?』
[著]真行結子 [監修]柏淳 [発行]すばる舎


読了目安時間:29分
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離婚して幸せになったカサンドラも多い


 

幸せになるための離婚


 

「離婚」と聞くと、世間体が気になったり、敷居が高いと感じる方もいるでしょう。 子どもがいると、成人するまでは我慢しよう、結婚式までは我慢しよう……と夫婦関係を維持するためにがんばってしまう妻も多いかもしれません。


 しかし、体と心を壊してしまうほどのつらい思いを抱えているのであれば、離婚という選択を視野に入れてもよいかもしれません。


 離婚が幸せへのパスポートとなることも多くあります。


 


 私はカウンセリングや講座の場で、やみくもに離婚をするのではなく、「幸せになるための離婚」を強くおすすめしています。

「幸せになるための離婚」を実現するポイントは三つです。


 

①離婚後の生活に幸せなイメージを持つ

②自分軸を持ち自己決定する

③計画的に進める


 


 それでは、一つひとつ見ていきましょう。


 

①離婚後の生活に幸せなイメージを持つ


 

「今の苦しくつらい状況から一刻も早く逃れたい」という気持ちだけで離婚することはおすすめできません。

「離婚後どのような暮らしをしたいのか」が明確になっていますか?


 その暮らしでは、あなたがあなたらしく生きていますか?


 幸せとは、自分が自分らしく生きていること、つまり自分を尊重していること。


 ゴールは「幸せな暮らし」です。


 離婚は、その幸せな暮らしを手に入れるための一つの通過点です。自分自身と幸せな未来に焦点を当てましょう。


 

②自己決定


 


 自分の気持ちの整理がついていない段階での離婚もおすすめしません。


 離婚に向けての話し合いがスムーズにいかず、つらくしんどい期間があるかもしれません。


 そんなとき、周囲から諭され離婚を決めたり、迷いがあると、乗り越えられずくじけてしまったり、離婚後の後悔につながることがあります。


 誰かのためではなく、自分の幸せのために離婚を決めていますか?


 自らの意志で自らの方向性を決定するということは、過去のつらい体験をも糧とし、今後を生き抜く力を手にすることなのです。


 

③計画的に進める


 


 離婚までの段取りや、離婚後の生活設計(住居、家計、仕事等)を具体的にシミュレーションしていますか?


 どのタイミングで離婚しますか?


 離婚の条件を具体的に考えていますか?


 夫に、どのような形で離婚の意志を伝えますか?


 夫が離婚に同意しない場合、離婚調停となる可能性もあります。


 


 夫の収入、家庭の財政状況を把握していますか?


 離婚後に生活ができるだけの収入の見込みを立てていますか?


 お子さんがいる場合、子どもにはどのように伝えますか? 親権はどうしますか?


 


 離婚に向けては、このような課題を一つひとつクリアしていくことが求められます。


 情報収集し、必要に応じて公的機関や専門家に相談し、しっかり準備を進めていきましょう。時間がかかったとしても、焦らず、着実な歩みこそが、幸せな離婚への近道なのです。


 

離婚を決断した人は人生をリセットする覚悟ができている


 


 カウンセリングの現場から感じることは、離婚を選択する方の多くが、夫とのパートナー関係を解消し「生き直したい」思いを抱えているということです。


 離婚を決断したカサンドラたちは、その理由を次のように語ります。


 

・パートナーに対し求める「譲れない条件」を夫が持っていない

・夫に、どうしても許容できない嗜癖、こだわりがある

・夫との関係性から生じた心の傷が深い(たとえ別居したとしても、短い接触の際にフラッシュバックを起こしてしまうケースもあります)

・お互いに支え合う老後がイメージできない

・夫を人として尊敬できなくなった


 


 彼女たちはこうした理由から、「夫」と「夫との過去」に離婚という形で決別し、新たな人生のスタートを踏み出していくのです。


 


 次項からは、離婚を選択した夫婦のケースを二つ紹介します。


離婚ケース1 夫は趣味人で金遣いが荒く風俗通い。夫の顔色を伺い過ごす妻(三〇代)


 

夫の特徴 一方的にしゃべる。気に入らないことがあると口をきかなくなる。趣味に夢中。悪びれず風俗通い。周囲からは、イケメンで高収入な夫だと思われている。アスペルガー症候群(尊大型)。


 

気分を損ねると一カ月以上も口をきかなくなる夫


 


 Eさんと夫との出会いは、婚活サイトでした。


 経済的に厳しく、両親の(いさか)いが絶えない家庭を居心地が悪く感じていたEさんは、あたたかい家庭をつくることが夢でした。


 しかし、理想の男性との出会いになかなか恵まれなかったため、大手婚活サイトに登録して婚活を始めました。


 何人かの男性のプロフィールが送られてきたなかで、大手企業勤務、年収も申し分なく、趣味欄にEさんと同じ「テニス」とあった男性に目が留まりました。


 プロフィール写真も清潔感があり好感が持てたので、会ってみることにしました。


 実際に会ってみると、同じ趣味のテニスの話題で盛り上がり、意気投合。


 その後のデートでは、ざっくばらんに自分の事を語り、ときには子どものように甘えてくる彼に、「自分に心を許してくれている」と嬉しくなり、惹かれていったEさん。婚活中のふたりだったこともあり、トントンと話が進み、交際期間半年でゴールインとなりました。


 結婚式では友人たちから、「素敵な人を見つけたね!」と羨ましがられ、Eさんは得意げな気持ちと幸せでいっぱいでした。


 


 夫は仕事が忙しく、帰宅が遅くなることが多いということで、家事育児は自分が中心に担おうと、結婚後、Eさんは仕事を辞め、専業主婦となりました。

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