読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン

12/21に全サービスをRenta!に統合します

(2021/12/6 追記)

犬耳書店は2021年12月21日に、姉妹店「Renta!(レンタ)」へ、全サービスを統合いたします。
詳しくはこちらでご確認ください。

0
-2
kiji
0
0
1302155
0
私の夫は発達障害?
2
0
0
0
0
0
0
くらし
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
第5章 ゴールは自分が主人公の人生

『私の夫は発達障害?』
[著]真行結子 [監修]柏淳 [発行]すばる舎


読了目安時間:16分
この記事が役に立った
0
| |
文字サイズ


幸せは、人ではなく、自分が決めるもの


 

「人のため」ばかりに生きるのはやめよう


 


 私はカウンセリングに訪れた方々に、「〈自分が人生の主人公〉である生き方をゴールにしてみませんか」とお伝えしています。


 すべての人には、自分の感情を認め、その感情や自分の考え、価値観、イエス、ノーを表明する権利があります。自分の心の声を聴き、その声に沿って行動する権利があるのです。


 自分が人生の主人公である人は、他者からコントロール(支配)されることなく、自分で物事を決めています。自己決定しているからこそ、生き方に責任を持ち、清々(すがすが)しく人生を(おう)()しています。幸せとは、そのような生き方からもたらされるのです。


 幸せは自分で手に入れるものです。人が与えてくれるものではありません。


 まっすぐに自分の人生を生き、幸せを手に入れるために、自分とていねいに向き合う時間を意識して持ち、「自分の感情」を感じてみることから始めてみましょう。


 


 ところが、「自分の感情」を感じ取れなくなっているカサンドラが少なくありません。彼女たちは、「自分が何をしたいのかがわからない」と口々に語ります。


 幸せを手にするには、生き方の基準が他者ではなく、自分であることが基本です。


 夫や子ども、周囲の人々のニーズには敏感に反応し、ときには先回りをし、かいがいしく立ち働くカサンドラたち。しかし、自分のニーズには、なぜか鈍感です。


 自分のニーズを後回しにし、他者を優先して生きていると、「自分が本当は何をしたいのか」を感じにくくなってきます。その生き方が、カサンドラからの回復を妨げ、ひいては幸せと距離を置くことにも影響を及ぼします。


 自分の今までの「生き方」を振り返ってみましょう。


 そのことにより、自分の悩みの「本質」が見出せるかもしれません。


カサンドラ症候群と幼少期体験の関係


 

カサンドラに多く見られる傾向


 


 私はカウンセリングやカサンドラへの支援活動を通じて、数多くのカサンドラたちの肉声に耳を傾けてきました。そこで気がついたのは、育った家庭(原家族)では「ありのままの自分を受け入れてもらえなかった」「家庭が安全な場所ではなかった」と語るカサンドラが少なくないことでした。


 語られる体験には、両親の不仲、虐待、否定、無関心、親の価値観の押しつけなどがあり、「自分に自信が持てない」「自分は何がしたいのかわからない」「自分ひとりでは生きていくことができないと思う」「自分の理解者がいない」「人を頼れずひとりでがんばってしまう」「さみしくてたまらない」といった訴えが多く見られます。


 彼女たちのなかには、夫や家族と共依存状態(第3章「離婚のハードルは高い?」参照)に陥っていたり、アダルトチルドレン(AC)傾向を持つ方が多いように感じます。


 アダルトチルドレンとは、「安全な場所として機能しない家族(機能不全家庭)のなかで育ち、そのためにさまざまな人間関係の問題や、生きづらさを感じている人たち*11」のことを言います。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
0
残り:6635文字/本文:7886文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次