設定の中でも強固なものとして残りやすいものに、父親・母親へのイメージがあります。

　自分では意識していなくても、父親＝男性のイメージとして、母親＝自分自身のイメージとして大きな影響を及ぼします。

　恋愛に悩む女性の中には、子ども時代に親との間で起きた出来事、家族・両親の様子に心を痛めていた経験を持つ方も少なくありません。

　まずは、その時に感じていた気持ちや感覚を抑圧せずに見つめてあげること。

　そして次のようなアプローチで設定から自由になることで、あなたを取り巻く現実が変わり始めます。

●両親は両親、私は私だと切り離すこと

　もしも子ども時代のあなたの目に母親が「弱い存在」「不幸な存在」「かわいそうな存在」として映っていたとしても、あなたの人生ではそのイメージを引き継ぐ必要はありません。