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マネジメントの悩みがスッキリ解消 「理系リーダー」の教科書(大和出版)
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ビジネス
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1 ある日突然、リーダーになったものの半年で挫折

『マネジメントの悩みがスッキリ解消 「理系リーダー」の教科書(大和出版)』
[著]晴瀬ワカル [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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理系人間には、一定以上の割合で

コミュニケーションを苦手としている人がいます。

かくいう私自身、子どものころからコミュニケーションが大の苦手。

そんなことから、初めてリーダーになったときはメンバーとの

意思疎通がうまくいかずに半年で挫折します。

しかし、そんな私が、いろいろな気づきを得たことで、最終的には

20名のプロジェクトのリーダーを任されるまでに──。

この章では、私に起こったことを時系列で見ていくことにしましょう。


「はじめに」でもお話ししたように、私はある電子機器メーカーにて、設計の仕事をしています。


 いまでこそ約20名ものプロジェクトのリーダーを務めるまでになった私ではありますが、初めてリーダーになったときには、本当に苦しい思いをしたものです。



 入社して10年くらいは、チームのメンバーとしてそれなりに充実した日々を送っていました。

「どうやって、〇〇の機能をこの製品に入れ込もうか?」


 いろいろなアイデアを頭のなかでめぐらせ、パズルがパッと解けた瞬間には、何とも言えない充実感がありました。



 しかし、あるとき、プロジェクトのメンバーが増えることになり、そのまとめ役として2人のメンバーのリーダーを私がやらなければならなくなってしまったのです。



 当時の私は、人とコミュニケーションをとることが得意ではなく、リーダーには全く向いていない人間だと思っていました。


 ですから、自分がリーダーをやるということなど考えてもいませんでした。


 ところが、そんなことはおかまいなしに、上司から呼ばれてリーダーをやることになってしまったのです。


 私は、

「リーダーはメンバーに仕事をテキパキと振って、チームの先頭に立って、どんどん引っ張っていくべきだ」


 と思い込んでいました。


 そこで、まずはメンバーに仕事を振っていこうとしたのですが、そもそもメンバーにどんなふうに話しかけたらいいのかも、よくわかりません。


「いっそのこと担当分けなどせず、自分でやってしまったほうがどんなにラクだろう」


 そうは思ったものの、それでは仕事が回っていかないので、どうにかメンバーにお願いして、担当ブロックごとに仕事を割り振っていったのです。


 その後、私はどんどん指示を与えていきました。


 メンバーの手が少しでも止まると、「成果が出なくなる。時間をムダにしてしまう」という焦りが自分に襲いかかってきます。


 ですから、1つの指示が終わると、次にどんな指示を出さなければならないかを考え、すぐに次の指示ができるよう、かまえていました。


 ところが……。


 2人いたメンバーはテキパキと仕事をこなす人たちだったので、私の指示がだんだん追いつかなくなっていったのです。


 そのうちに、「言われるとおりにやりますから、早く指示してください」と、逆にメンバーたちから迫られる始末。


 でも、焦れば焦るほど、自分の頭が回らなくなってきて、ついには指示ができなくなり、メンバーのやることがなくなってしまいました。


 こうなると、悪循環そのもの。



 だんだん私自身にもストレスがたまってきて、体が思うように動かなくなってしまったのです。



 そして、いつしか自分が追い詰められる夢を見るようになっていきました。



 ついには、「もうダメだ」と自分の限界を認めざるを得ない状況に──。



 上司は何度も助け舟を出してくれていましたが、私は「これ以上、迷惑をかけられない」と感じて、「もう、リーダーはムリです」とギブアップしました。


 こうして、私は初めてのリーダーを半年で自ら降りることになったのです。


POINTキャリアを積むと、だれもがリーダーになる日がやってくる

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